温水式床暖房の寿命

2023年3月31日 2023年3月31日

yukadanbou

はじめに

温水式床暖房は、床に敷き詰めた温水マットによって暖房を行うシステムです。

最近では、エコな暖房方式として注目されており、多くの住宅に導入されるようになってきています。

しかし、床暖房の寿命や故障に関してはあまり知られていません。

そこで、本記事では床暖房の寿命について詳しく解説します。

温水マットの寿命-基本的には半永久的に持つ

床暖房の主要部分である温水マットは、基本的には半永久的に持つとされています。

温水マットは、ポリエチレン製の配管を床下に敷き詰めたもので、この配管に温水を流し込んで暖房を行います。

温水マットは、耐久性が高く、断熱効果もあるため、長期間使用することができます。

ただし、温水マットに損傷がある場合は、交換が必要になります。

温水マットは床下に敷き詰めるため、損傷の原因は床下にあるものが多く、地震や床下の湿気によって配管が破損してしまうことがあります。

また、温水マットの配管に腐食が生じることもあります。

これらの場合は、温水マットの交換が必要になります。

暖房給湯熱源機の寿命-10年程度

温水マット以外の重要な部分が、暖房給湯熱源機です。

暖房給湯熱源機は、温水を暖めるための機械で、お風呂の給湯・追い炊き、給湯・暖房等ガスの力で水をお湯に変える大型の給湯器です。。

暖房給湯熱源機は、温水マットと比較して寿命が短く、約10年程度とされています。

暖房給湯熱源機の故障が床暖房の故障原因の多くを占めています。

暖房給湯熱源機の故障には、燃焼不良や水漏れ、圧力不足などがあります。

これらの故障は、専門的な知識が必要であり、修理するには専門業者に依頼する必要があります。

修理が難しい場合は、暖房給湯熱源機の交換が必要になることもあります。

床暖房の寿命を延ばす方法

床暖房の寿命を延ばすためには、以下の点に注意することが重要です。

温水マットの損傷を防ぐため、床下の湿気や水漏れの対策を行う。

暖房給湯熱源機の定期的な点検を行い、故障の早期発見を行う。

適切な温度設定を行い、過剰な負荷をかけないようにする。

使用しない期間は、システムを停止しておくことで不要な負荷を避ける。

以上の点に注意することで、床暖房の寿命を延ばすことができます。

まとめ

床暖房の寿命についてまとめます。

温水マットは、基本的には半永久的に持つため、故障の原因は暖房給湯熱源機の故障がほとんどです。

暖房給湯熱源機は、約10年程度で寿命が尽きるため、交換が必要になることがあります。床暖房の故障時には、まず暖房給湯熱源機の故障を確認し、交換が必要であれば専門業者に依頼することが重要です。

床暖房工事.comでは、暖房給湯熱源機の交換工事も経験豊富なスタッフが対応します。

お見積り現場調査は無料なので、お気軽にお問合せください。

また、床暖房の定期点検も行っておりますので、故障を未然に防ぐためにも定期的な点検をお勧めいたします。

床暖房は、快適な室内環境を実現するための優れたシステムです。

しかし、長期間使用することで故障が生じることもあるため、定期的な点検や修理が必要になります。

故障時には、専門業者に依頼することで、安全かつ確実に修理することができます。

おわりに